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SNS流行語
ランキング

2024年7〜9月期
TOP10を発表

XやInstagram、TikTok、YouTubeなどのSNSメディアを対象に、直近3カ月で流行している言葉を選定し、一般社団法人ウェブ解析士協会(東京都新宿区)が認定したSNSマネージャー有資格者への調査に基づきランキングを作成しています。
4半期ごとに最新の流行語ランキングをお届けします。また、年末には「年間大賞」を発表予定です。

    SNSマネージャーが選んだ
    SNS流行語ランキング

    第10位

    2024年7〜9月期

    UCHIDA1

    DJグループRepezen Foxxの元メンバーDJ銀太と、YouTubeやTikTokなどで活躍するおだけい(ODAKEi)が手掛けた楽曲。2024年7月1日にリリースしました。2人の本名「内田」を元に、日本に約25万人いるという内田さんを鼓舞する内容。一度聞くと耳から離れなくなる曲に合わせてダンスやおもしろ動画を流す「UCHIDAチャレンジ」が流行しています。

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    第9位

    2024年7〜9月期

    ニコニコ復活

    KADOKAWAグループ運営サービスがランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃を受け、「ニコニコ動画」をはじめとする「ニコニコ」サービス全般が6月8日から利用できなくなりました。8月5日に再開した際にはユーザーの歓喜の声でSNSが沸きました。

    SNS上では「理論上鯖落ち(サーバーダウン)気にしなくていい強度らしいので遠慮なく投稿しよう」と呼びかける投稿も。しかし再開後、アクセスが集中してサーバーは結局ダウン。ニコニコユーザーの間では「伏線回収」とさらに盛り上がりました。9月13〜16日まで開催された「ニコニコ超復活祭」では、公式生放送へのコメント数88万件を達成。こちらも大きな話題になりました。

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    第8位

    2024年7〜9月期

    ブレイキン

    7月26日〜8月11日開催のパリオリンピックで採用された唯一の新競技。8月9日、女子の湯浅亜実(AMI)が金メダルに輝き、SNSは祝福で沸きました。また準々決勝で敗退したものの、独創的で多彩な技を披露した41歳の福島あゆみ(AYUMI)には「40代の星」「勇気をもらえた」と賞賛の声があふれました。

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    第7位

    2024年7〜9月期

    アザラシ幼稚園

    オランダにあるアザラシ保護施設「Zeehondencentrum Pieterburen(ピーテルブーレンアザラシセンター)」の愛称。ケガをしたり病気になったりしたアザラシを治療して海に返す活動をしており、YouTubeライブでアザラシプールの様子を24時間配信しています。

    2024年8月1日、Xのユーザー・ホカホカ通信さんが”アザラシ幼稚園”と名付けて紹介した投稿が拡散し、YouTubeライブの視聴者数が大幅に増加。1週間で1000万円を超えるスパチャ(スーパーチャット、投げ銭)が贈られました。

    YouTubeのチャット欄では、アザラシが浮かんだり集まったりしている様子を「茶柱」「白湯」「バーカウンター」など独特の言葉で表現し盛り上がっています。アザラシの1頭に「チャバシラ」と名付けるなど、施設から日本のユーザーへの謝意も。SNSを介し国境を超えて善意が広がりました。

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    第6位

    2024年7〜9月期

    SHOGUN 将軍

    日本の戦国時代を舞台にしたドラマ。米ハリウッドで制作されました。主演・プロデューサーを真田広之が務め、日本ではDisney+で公開。米テレビ界のアカデミー賞といわれるエミー賞の作品賞・主演男優賞・主演女優賞など史上最多の18部門を受賞しました。米国で制作、評価されたことへの驚きと喜びの声があふれました。

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    第5位

    2024年7〜9月期

    はいよろこんで/ギリギリダンス

    5月27日から配信開始された、クリエイター・こっちのけんとによる楽曲「はいよろこんで」。こっちのけんとはアーティストで俳優の菅田将暉の弟です。自身の双極性障害をモールス信号の「SOS」に託して盛り込んだ歌詞や、キャッチーなギリギリダンスも話題を呼び、公式MVの総再生数は1億回を超えました。TikTokでは260万件を超える動画に使用されました。

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    第4位

    2024年7〜9月期

    しかのこのこのここしたんたん

    頭に鹿のような角が生えた謎の少女「のこたん」が登場するコメディー漫画。おしおしおの原作がテレビアニメ化され7〜9月に放映されました。

    7月7日の放映開始を前に、公式アカウントがXで企業CM風の動画を公開し話題に。またオープニング曲「シカ色デイズ」でタイトルを歌うイントロ部分を繰り返し再生し続けるYouTube動画も公開され、TikTokでダンスチャレンジが流行しました。

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    第3位

    2024年7〜9月期

    地面師たち

    実際に起きた事件を下敷きにした新庄耕の小説のタイトルです。Netflixでドラマ化され7月25日から配信されました。土地の所有者になりすまして売却をもちかけ、多額の代金をだまし取る「地面師」の犯罪を描いています。攻めた描写に引き込まれる視聴者が続出しました。また、せりふの一部や世界観をパロディー化して楽しむ投稿もXで話題になりました。

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    第2位

    2024年7〜9月期

    無課金おじさん

    パリオリンピック射撃混合10mエアピストル団体で銀メダルを獲得したトルコチームのユスフ・ディケチ選手の異名。耳を守るイヤーマフや、狙いを定めやすくするためメガネなどを装着して他の選手が競技に臨む中、彼は耳栓だけ。ゲームなどで有料の装備や武器を買わずに遊ぶプレーヤーへの連想から「無課金おじさん」と呼ばれるようになりました。

    Xには無課金おじさんを描いたファンアートがあふれ、本人も目にしました。感想を話している動画投稿は2703万回表示されました。

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    第1位

    2024年7〜9月期

    50-50(大谷さん)

    米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷翔平。右肘手術を受けたため今季は投手登板せず指名打者で出場し、本塁打と盗塁を量産しました。1シーズンで本塁打数と盗塁数をともに40以上記録する「40−40」はMLBでも過去5人しか達成していません。

    8月3日に「30-30」を達成する前後からSNSでも話題になり、9月20日にMLB史上初の「50-50」を達成。Xで7.2万件投稿され、お祝いムードが広がりました。最終的には54本塁打、59盗塁でレギュラーシーズンを終えました。

    ※数値は2024年10月5日時点

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